はじめての方へ

【三浦紘樹起業物語】第 1 章:ビジネスとの出会い、恋の破局。

怖いのは、はじめだけ。

出来るからやるんじゃない
やるから出来るようになるんだ。

はじめましての方も、そうでない方も、

こんにちは、三浦紘樹です。

まずは、三浦紘樹起業物語をご覧いただき、本当にありがとうございます。

本書は私がこれまでにどんな道を辿ってきたか?
自己紹介的な意味合いを持ちつつ、成功事例と失敗事例の両方を
あなたに学んで頂く為の内容になっております。

なんて少々偉そうな立ち位置からの冒頭ではありますが、
出来る限り堅さを取り払い、読み易いカタチで表現していくつもりです。

何か1つでも、今のあなたに響き、
今後のあなたに繋がるモノがあれば幸いです。

是非、最後までお付き合いください。

まず最初に、現在の私を簡単に自己紹介させてください。

三浦紘樹 愛知県出身 1983 年 6 月 26 日生まれ。

現在はゴルフ関連の商品を開発・販売する会社と、
コンサルティング事業を行う会社の2社の代表を勤めています。

どちらの会社も、ゼロからの立ち上げなので、
2社の創業者であると、ここだけは胸を張らせてください。

そんな、「社長」という肩書きの付く立場の私ではありますが、
これまで、本当に多くの失敗、困難を経験してきました。

入会したビジネス起業塾では常に劣等生、
ビジネスという分野では、何の結果も出せなかった時期が長く、
ウマい話だと飛び付いて、会社設立詐欺にあった経験もあります。

そんな私が、なぜ?現在、2社の運営が出来るほどに成長出来たのか?

その要因は至ってシンプルで、至極 単純明快です。

「 はじめたから 」「 続けたから 」「 諦めなかったから 」

という、至ってシンプルで単純な事が出来たから。

そんな答えに辿り着きます。

私は断言します。
あなたが成功出来る確率は100%です。

あなたがスタートを切り、目標に向かって行動し、夢を諦める事がなければ、
あなたが想い描いている環境を手にする事は、100%確実に出来るでしょう。

私が出来たのだから。
なんて使い古されたフレーズを使用する気はありません。

それが自然な現象であるから。です。

ここに気付いてからの私は、ビジネスに対しての恐怖心や不安、
出来なかったらどうしよう?などというネガティブな気持ちと、
上手に向き合う事が出来るようになりました。

※恐怖心や不安を断ち切る事は、誰にも出来ません。
どう向き合い、どう付き合っていくか?だと、私は考えます。

現象には必ず理由がある。

成功にも失敗にも必ず原因があります。
なぜ?成功出来たのか?なぜ?失敗してしまったのか?

本書では、私の事例もふまえつつ、
あなたが一歩目を踏み出せるような、そんな内容に出来たらと想い、
続きを綴る事にします。

あなたに響け。

 

第 1 章:ビジネスとの出会い、恋の破局。

私がビジネスに目覚めたのは、20 代の半ばに差しかかった頃。
会員さんが約 4000 名のゴルフ場でアマチュアゴルファーNo1 を決める大会で優勝し、
クラブチャンピオンとなり、その勢いで彼女が出来たところからでした。

家庭的な女がタイプの僕は、彼女に一目惚れをしました。
まさに僕にとって理想の女性と言える人でした。
そんな素敵な娘が私の彼女になったのです。

一生懸命練習し、1 つの成功を体験すると、
人は次の目標に向かって勢いを増します。

・・・ と、おもわれガチですが、私はそうではありませんでした。

私は、この環境を守りに入る。

この人を絶対に手放したくない。将来幸せにしたい。
人生で初めて結婚を考えた人でした。

その彼女は地元でも有名な企業で働く、キャリアウーマン
まさに、「効率的な仕事ぶり 充実した私生活」そんな素敵な女性でした。

一方、私は・・・郊外のゴルフ場に勤めるサラリーマン。
20代半ばで手取り19万円 朝は 5:00から仕事。

もちろん、お給料は彼女の方が多かった事は言うまでもありません。

そんな彼女を幸せにするには、今のままじゃダメだ。
せっかく手に入った幸せを絶対に手放さない為に、
一回りも二回りも大きいオトコにならなくては!!

そう思い立ち、手にした 1 冊の本。
「金持ち父さん貧乏父さん」 — ロバート・キヨサキ

もうね。ベタベタです。
失敗した人、誰もが通ってきた道です(笑)

私は思うのです。
確かに、この本は多くの成功者を生んだ。

それと同時に大きな失敗をし、人生に絶望した人を量産した、
悪魔のバイブルとも呼べるのではないか?と。

でも、今回私が経験する失敗は、普通の人とは多少毛色が違いました。
金持ち父さん貧乏父さんに感化された私は、
彼女に将来の決意を伝えました。

今の仕事とは別に、もう1つ2つ収入源を確立する。
お金持ちになって、君を幸せにしたいんだ!!

その結果、彼女から言い放たれた言葉。

私、そんな事望んでいない・・・
もっと普通で良い、普通の幸せが欲しい。

彼女ね ・・・ 超、安定志向だった・・・ (汗)

彼女を満足させてあげたい!
彼女はキャリアウーマン。
私よりもステータスの高い男性と知り合う機会はこれからも多いはず。
そいつらに負けないように、彼女の為に!

そう思って決意を伝えた私は、
結果、木端微塵にフラれるという、大失恋をする破目になったのです。

きっと彼女も将来についての不安はあったと思います。
私が選んだ方法に問題があったのかもしれません。

「借金を抱えるようなビジネスはして欲しくない。」

安定志向の彼女は、そんな事も言っていたような気もします。(記憶が曖昧)

ですが、結果的に言える事は・・・

ビジネスを始めようと決意した瞬間に、
ビジネスにチャレンジする目的を失う。というね。

まあ、何とも言えない、酷で酷すぎる大失敗をした訳です。

もっと私に安定的な経済力があれば・・・

ビジネスを始めるにしても、
最初は内緒ではじめて、少しずつ結果を積み上げてから、

「俺、君を失う不安に負けないように、必死で頑張った!
それだけ、俺の中で君の存在は大きいんだ。
だからこれから先も、俺の人生の灯台になって欲しい!」

なんていう気の利いたシナリオが描けていれば、
もしかしたら、今とは違う環境があったかもしれません。

これが、私とビジネスとの出会いであり、
最初に経験した大きな失敗でした。

第1章 教訓

成功への道は、良くも悪くも思い込みから始まる。

でも、パートナーは本当にそれを望んでいるだろうか?

自分の身勝手な思い込みで暴走しないように。
大切なモノを失わない為に、大切な人を傷つけないために、
自分自身が傷つかない為に、コミュニケーションはしっかりと図ろう。

その上で、パートナーが理解者・協力者になってくれるような環境が理想。
パートナーの価値観に合わせて、チャレンジを断念するような事になるようでは、
本末転倒ですが、双方で一番良い選択肢を模索する必要はあると思います。

目的を見失った先には、停滞か?暴走か?
どちらにしても、良い結果は待っていない。

時に、暴走と捉えられるような行動も必要な事は事実です。
行動力の無い人に成功は訪れませんからね。

ですが、無意識下における暴走は、大抵失敗に繋がります。

第2章につづく